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孫呉は周泰が先鋒を務める一万の軍が水路を進ませていた
それを岸から気付かれないよう慎重に李厳、趙累が包囲する
周泰の副将には徐盛、朱然がいたが徐盛がふと声をもらす
徐盛
「……おかしい……一人も敵が来ないというのは」
すると周泰が
周泰
「何故だ?
敵は少数で篭城して援軍を待つに違いないのではないか?」
更に隣にいた朱然は助言する
朱然
「たしかに、此処まで迎撃が無いというのは少し不審です
斥候を放ちましょう」
朱然の意見を受け入れたその時、突如対岸から軍鼓や銅鑼が鳴り響き伏兵が現れる
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