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孫権は宮殿に文武の官を集めた
孫権
｢……という訳で曹操が死んだ今、どうするべきか？
意見があれば述べよ｣
すると大都督陸遜がまず始めに意見を述べる
陸遜
｢臣、謹んで申し上げます
戦乱により疲弊した中原を狙うより比較的豊かな荊州を取るのがよいと思います｣
これに反対を加える老臣がいた
かつて諸葛亮に論破された張昭である
張昭
｢陸遜の一言は破滅への道を辿るのと同じです
今、劉備は日の出の勢いであり勢いには逆らい難いと申します
老子曰く天に従う者は存じ天に逆らう者は滅ぶと言います
ここは内政を重視しましょう｣
しかし陸遜はそれを覆す
陸遜
｢張昭の言う事には一理もございません
劉備軍の勢いは関羽や張飛等の死により既に無く山越や南蛮の後顧の憂いもありませんし軍備は整っております｣
孫権は陸遜の意見に賛同し水陸10万の大群で進攻を開始した
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