再び乱れる天下

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その頃、河北では曹彰が曹丕の居城ギョウを攻めたが烏丸が進攻して来たのでやむを得ず退却した ちなみに曹丕は許昌からギョウに遷都し曹彰は交通の要所信都、曹植は下ヒとそれぞれが大都市に拠点を置いていた 曹操の嫡子曹丕は兵力、人材共に三人の中で最も多いが、二方面から劉備に南は孫呉に包囲されている為地勢は不利である かといって曹彰や曹植が有利という訳では無く曹彰は烏丸等に度々進攻を受け曹植も領土が狭いと三つ巴であった ちなみに孫呉は山越から進攻をよく受ける つまり一番天下統一に近いのは劉備軍 理由はまず羌族や南蛮等の異民族と友好関係があり後方を脅かされないからだ 次に天賦の地である益州からの後方支援である
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