悲しんでいる時の貴方が好き

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  ズキズキと、体内を何かに掻き回されているような痛みに耐えられず、満は倒れる。 「ぐっ、あ、なんだ、これ…!!」 やがて、痛みは頭の方へ集中しだし、フラッシュバックの様な物も見え始めた。 「腐ってたの…か…!?」 そんな問題ではないと思うが、脳内でダイナマイトが爆発しているかのような痛みはやがて鎮まりだす。 「ハァ、ハァ、なんだ、いまの」 満は立ち上がる。
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