悲しんでいる時の貴方が好き

22/32
前へ
/32ページ
次へ
  満は泣いていた。 終わった…おれの全てが…。確実に嫌われた…。いったい俺が何をしたっていうんだ…。とりあえず現状を説明して欲しい…。一体何が起きているっていうんだ…。 とりあえず頭の中を整理してみる。 リンゴ喰う。 身体中痛てぇ! 声がした。 ゲロ吐いたと思ったら幼女。 紫ちゃんに目撃される。←今ここ 「さっきから何ブツブツ言ってんの?」 「ぅゎょぅι゙ょ!!」 満は後ろにはね除け背中から壁にぶつかる。 「なんだ…なんなんだお前は」 今はそう聞くことしか出来ない。 「私?私、ロイコ!!」 少女は満面の笑みを浮かべる。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加