悲しんでいる時の貴方が好き

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  「ロ…?何人?」 この非常事態に純粋に疑問に浮かんだのがその少女の国籍という平凡な思考なのだから、この男のバカさ加減が伺える。 「パラサイト星人だよ!」 思わぬ答えに満は再び非常事態へと引きずり込まれる。筈だが、この男の頭の中は相変わらず平和な物であった。 星人、か、最近の子供でもごっこ遊びするんだな… 「あ、信じてないでしょ!」 少女は顔を膨れさせる。
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