悲しんでいる時の貴方が好き

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  「私はね、他の星の生物に寄生して大人になるまで強制的に共生させてもらう種族なのよ!」 ロイコはえっへんと言わんばかりに腰に手を当てる。 「え…じゃあさっき口から出てきたのは…?」 「あれは私のママが卵を産み付けた木の実を君が食べたから、君の中で私が孵化して出てきたの!」 …この少女の言うことは未だに信じられない話だが、さっきの事を説明するには理にかなっているのか?取りあえず信じるしか無さそうだ…。 「そ、そうなんだ…と…とりあえず服きてくれるかな…?」 「ん?」
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