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「京さんって男か女か解らないですね」
神谷千里はそう呟きました。
「床宮さんは下着をもう少し女っぽくしたら、また印象が変わります」
千里の呟きに反応した柏木宗一郎です。
「それは京さんに提案しては……」
前回は呆然としてしまい二の句が繋げなかった千里ですが、今回は食い下がりました。
「神谷さん、それはいけません。あくまで男性だけの話です」
宗一郎は右手の人差し指を唇に当てて、シーっというポーズをとりました。
確かにそうなんですが、宗一郎以外の他の人ではまず無理な会話だと思う千里でした。
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