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「さぁ、この布を三人につけたら返してやる」
「(三人なら分かってる……私なら平気)本当に三人が帰れるのね」
「あぁ」
「なら布を貰うわ」
茉奈は番人から布を受け取り三人をまた、探し始めた。
「あ、晃、香音、瑛太
良かった無事なのね」
「「「茉奈(ちゃん)!!」」」
四人は再会したのに喜びあった。
「それより茉奈、俺たち天国へと続く道が分かったぜ」
晃が言うと茉奈は皆に布を巻き始めた。
「おい、茉奈なんでこんなのつけるんだよ」
「ダサい」
晃と香音は口々に言うが瑛太はこれでオルゴールが落ちる事はないと安心して居た。
「うるさい!!
早く行くわよ」
そして数分してやって来た。
ピュウピュウと風が吹き抜ける。
「此処が入り口……」
「茉奈、先に入れよ」
三人はギュウギュウと茉奈を押した。
「ちょっと、あんまり押さないでよ」
そして、トンと晃が背中を押して茉奈を光が包みこんだ。
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