番人と天国へと続く道

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そして茉奈は見慣れた景色に目をやった。 「晃ー、香音ー、瑛太ー 何で……私だけなの? 皆は何処に居るの?」 茉奈が叫ぶ 「茉奈ちゃん!!」 「先生!!」 茉奈は先生に話した。 地獄の番人が布をつけた三人を天国へ返すと言った事を 「茉奈ちゃん ごめんね……地獄の番人はその場の思いつきで言うんだよ」 「もしかしたら三人はそれを知ってたのかも知れないね」 「(じゃあ、あれは全部嘘なんだ……許さない……絶対……)」 茉奈は走り出した。 先生の言葉も無視をして……。 「許さない……そんなの認めない……」 早く三人の元へと茉奈は走った。 その思いだけ胸に
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