始まりの鐘

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「何が許さないだこの」 また、殴り掛かる男子に少女は負けじと蹴りを食らわした。 「……瑛太のオルゴールも班の奴らもアンタの好きにはさせないからね!!」 そう言って気絶してる生徒を横目に少女は三人を連れて言った。 「茉奈アイツそのままだけど良いのか?」 「知らないわよそんなの 大体、晃も助けるならあれくらいしなさいよ!!」 茉奈と呼ばれた少女は晃と言う少年に言った。 「茉奈はいつもやり過ぎだよ」 茉奈を見上げ瑛太と手を握ってる香音が言った。 「香音だって一言余計よ!? それから、瑛太はもう泣かないのオルゴールだって戻ったでしょ?」 「ほら香音にありがとうって」 瑛太の頭を撫でて言う茉奈に瑛太は言った。 「香音ちゃん ありがとう」 「別に良いよ でも、良かったね」 瑛太のありがとうは要らないけれど大切なオルゴールが戻ったのらと香音は笑った。 「あ、茉奈ちゃん達は此処に居たのか」 「先生どうかしましたか?」 晃が声をかけると一枚の紙を差し出した。 「うん、今から地獄の入り口を探して地獄に言ってもらいます そして、四人で力を合わして地獄で頑張って戻って来て下さい」
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