第六章

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雪「山崎さ~ん・・・・・・」 (動かねぇぇぇぇぇぇ・・・・まさか昨日の夜何かあってからずっとこの状態なわけ!?!?) 座ったまま固まっている山崎の頬をペチペチを叩いてみるが無反応 雪「起きろぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」 バチ―――――――ン 反応が無い山崎の頬を思いっきりひっぱたいてみると何とも言えない良い音が響いた 原「うわぁあれはきついな・・・・・・;」 永「ひでぇ・・・痛そ・・・・・;」 俺が山崎をひっぱたいくと原田と永倉が山崎を哀れな目で見ていた 山「いでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」 余程痛ったのか畳にゴロンッ転がり込んだ 雪「あっ・・・・起きましたね、山崎さんは何で固まって居たんですか?」 山崎の胸倉をガシッと掴み問い質してみた 山「中咲ぃぃぃぃぃぃ!!!お前のせいで顔腫れたやろっ!!!!」 山崎は叩かれた場所を痛そうに押さえている 雪「黒い布顔に巻いてて分かりませんよ!!!!」 山「見えへんけど絶対腫れとるんや!!!!」 雪「じゃあ見せて下さい!!!!」 (そういえばまだ顔見た事ねぇ!!!!!!) 山崎の顔に巻いてある布を奪い取ろうとする 山「やめろやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 布を取られない様に山崎は必死に逃げる 雪「あっ・・・・・・・・・逃げた」 物凄い速さで逃げて行く山崎の背中をただ見る事しか出来なかった 山崎が逃げると俺は倒れている土方と沖田と平助を見た 雪「・・・・・・・・・・・」 (これどうしよう・・・・・何て言ったらいいんだ・・・・?もしかして俺酔った勢いで殴り倒したとか・・・・・・?) 斎「気にする事はない・・・・・・・」 斎藤さんがいつの間にか広間に来て俺の後ろに立って居た 雪「斎藤さん・・・・・」 斎「新八、左之副長達を部屋に運ぶぞ・・・・・・・・」 斎藤は原田と永倉に言うと土方を担いだ 永「そうだな・・・・・・;じゃあ俺総司を部屋に運ぶわ」 原「俺は平助運ぶ」 永倉が沖田を背負い、原田が平助を背負って広間を出て行ってしまった その日の朝餉に三人の姿はなかった 、
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