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女に連れられて酒場に入った雅俊、正しく言えば案内させた。
とりあえず席に座る２人。
「で？ここはどこだ。お前に拒否権はないから。」
まさに外道。
「ううう・・・・」
そして女は堪忍したのか話し出した。
「さっきも言ったとおり、ここはゲーム【キングダム】。まぁ元々名前はなかったから誰かがつけたって感じ。」
「ってことはここはパソコンの中か？」
「そ。最近ニュースで意識不明者続出ってのあるでしょ？」
雅俊は記憶を駆け巡らす
確かに最近そんなニュースがあった。
そして雅俊の学校でも何人か意識不明になっている
「もしかして、俺もそれに？」
女は黙ってうなずく。
「次は私から少し聞きたいんだけど・・・詐欺師って職業始めて聞くんだけど？」
「知るか。俺だって知るか。」
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