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彼は、無事小学部卒業の年を迎えた
ちょうど運悪く風邪をこじらせ、体調は悪かったのだが卒業式という事もあり頑張って出席した
私は、卒業式が始まる前から感無量で胸がいっぱいだった
案の定同じ学校の中学部に春から通うのに、私ひとり号泣していたのだ
弟はそれを見て・・笑顔だった
『可愛くてしょうがないや』
ぐちゃぐちゃな顔でぎこちない笑顔を作り私は思っていた
『おめでとう、よう頑張ったなぁ、大きなったなぁ・・・』
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