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―一方リンは…―
「あのぉ~アカイト…そこどいてくれない?」
リンは急いでレンのところに行こうとしていたが、アカイトがドアの前で立ち往生していた。
「…やだって言ったら?」
少し見下した笑いをしながらアカイトは言う。
「~~~~っ!!いいからどいてよ~~~!!!」
リンはアカイトの胸板を叩きながらどかそうとするがビクともしない。
アカイトはリンの腕を引き抱きしめる。
「ちょっ!!アカイト~~~~いい加減…」
「…行くなよ。」
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