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なんでいきなり…そんなことを聞くの?
ードクンッー
「………じゃあこの香水…リンの?」
アカイトに抱きしめられたせいか香水の匂いが移ったみたいだ。
「…っ!!朝アカイトに…告られ…た。」
「…………………。」
レンは無言で俯いている。
「……レン?」
少しの沈黙の後にレンは口を開く。
「……なんで告白されただけで香水がリンの身体に染み着いてんの?」
いつもより低い声で言ってくる。
やっぱり怒っていた。
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