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悠斗side
さっきは
屡璃が勝手に抱きついてくるし…
あんな可愛い顔
誰にも見せたくない。
屡璃の笑顔が見たくて
「じゃあ、飯食って風呂入ってから来いよー。」
なんて言ってしまったケド……
今さら考えたらやべぇーよ!!
俺も男だし、
好きな女を目の前にして
ヤリたくないって言ったら
嘘になる。
正直、
理性を保つ自信なんてない。
それに夜は
自分が自分じゃなくなるみたいに
自分の欲望を抑えることが出来なくなってしまう。
屡璃に
手を出して嫌われたくない。
やっぱり…
屡璃に「来んな」って言った方がいいかもしれない…………。
でも、悲しむ顔も見たくない。
だから、
我慢して
我慢して
我慢するんだっ!!!
屡璃の
クセのある肩までの茶色い髪も
大きな瞳も
可愛い唇も
俺と30㎝も違う身長に守ってあげたくなる体つき
白い肌も全部、俺だけのものだ。
誰にも渡さない。
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