真夜中おれんじ

3/9
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
「ケータイ、ケータイっと~♪」 僕が陽気にケータイを探していると 「何をしているのかしら?」 やべっ!! 見つかった!? 「あぁ、えーと、僕はただ忘れ物を取りに来ただけだけでして…」 そんな言い訳をしていると 「は?何をいってるのかしら?」 へ?先生か警備員じゃない? 「なっ、なんだうちの生徒か…」 言っておくが決して驚いては、ないぞ だけどコイツが誰なのか思い出せない… 「なんだとは、ずいぶんな挨拶ね…」 ハハハ…笑って誤魔化した。 ホントだれだっけ 月明かりだけじゃ 解んないや という訳で電気を点けてみた パチッという音と共に 相手の正体がわかった
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!