夏の大会

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---ミーンミーン 暑い夏の日。 日陰もなく汗が垂れるほど太陽に照らされながら次の試合はまだかと従兄弟と一緒に待っていた。 「あっつー」 「あっつー言うたら更に暑くなるわ!」 手で扇いだり服をパタパタさせても一向に涼しくならない 男二人でなにしてんやろ… 「あっ、お前次試合ないやろ?」 「ないけど…なんでや?」 「ジュース買って来てや」 「はっ?」 「俺次試合やから買いに行かれへんねや。変わりに行ってきてや」 「意味分からへんわ!!自分で買いに行けよ」 「やから、次試合や言うとるやろ!ええからはよ行けっ!!」 ドンと侑士に突き飛ばされて俺は地面に尻餅をついた。 渋々とジュースを買いに立ち上がり自販機までのそのそと歩く事にした
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