第3話 ~再戦~

10/20
前へ
/177ページ
次へ
「わかったわかった、それじゃそろそろ始めようか」 そう言うとレクサスの腕に握られている細い鎖につながれたタグのようなものを取り出す。 「ハルバート、フレーム展開」 【OK、インパクトモード】 主の声にそう答えるとタグだったものは1本の杖となり、先端から魔力光が溢れ左右に光の刃を形成され杖は巨大な斧へと変化した。 「今回は僕に一撃でもいれることが出来たらそっちの勝ちでいいよ」 レクサスは制服から黒の基調としたバリアジャケットをまとってそう言った。 「…その言葉を言ったことを後悔させてみせますよ」 セレナはにやっと笑みを浮かべて答えた。 『さてそっちの準備も終わったみたいだし試合開始の合図はこっちで言うからね~』 アナウンスが終わると同時にお互いに各々のデバイスを構える。 『それじゃ試合開始!!』 瞬間セレナはレクサスに向かって跳躍した。
/177ページ

最初のコメントを投稿しよう!

733人が本棚に入れています
本棚に追加