いつものしあわせ

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まぁ、 まだ25歳で 未熟者な僕は 一応、借りとしてで まだ最高権限は 父となっている。 だが、 25歳にして、 借りでもトップに居座る僕に 反感や、批判はあり 僕がトップに立った20歳の時は もう会社内は勿論、 世間一般の人々からの 非難はわんさか。 もう大騒ぎ。 20歳のまだ 大人に成り切れてない、 世間知らずの青二才が 財閥当主というのは、 異例中の異例で、 もう日本は疎か、 世界中でも知れ渡った。 僕でも、 父の考えに驚き、 このじじぃ、 ついにボケたかと 頭を疑った程だった。 だが、 僕は任されたからには、 出せる力を全て注ぎ、 自分なりに精一杯 働いてきた。 そのせいか、 少しずつだが成果が現れ、 周りも自然とついて来て くれるようになり、 今では 世間からは認められてきた。 .
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