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俺には 兄 がいる
歳は18でもうすぐ受験で忙しい時期だ……普通なら……
そして
俺は兄が大嫌いだ!!
心から嫌っている
俺が兄を心から嫌う事になった
キッカケは俺が3才の頃らしい
当時の記憶はほとんど忘れてしまったが
毎日のように兄にその話を聞かされるので頭にコビリついてしまった
当時の俺は言ったらしい
「おれ、おっきくなったらおにぃちゃんの およめさん になる!」
と
それを 俺の兄は、俺のバカ兄は真に受けたのだ
それからは地獄だった
兄は常に俺に付きまとい
小学生になっても兄が付きまとっているせいで友達は一人もできなかった
暗い毎日だった
それどころかキモがられイジメられる原因になった
だから 俺は兄が嫌いだ!!
大嫌いで大嫌いで大嫌いだ!!
あぁ もうすぐ憂うつな時間がやってくる………
「神様 どうか神様がいるのなら 時間を止めてください それが無理ならアイツを殺してください」
「オイ、 一人で何ぶつぶつ言ってんだよ?」
隣で歩いている友人の声だ
神様 こいつもやっちゃってください
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