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おもむろにマイヤー大尉は街道を歩いている兵士に声をかけた。
「誰かこの中に工兵か爆薬を扱える者はいるか??」
と言った。
すると、数人の兵士がマイヤー大尉の所へ来た。
「お前達は一緒の部隊か??」
とマイヤー大尉が集まった兵士に聞く。
すると、一人の兵士がこう言った。
「我々は、第186工兵大隊の所属であります。本隊とは昨夜、はぐれました。」
と言った。
すると、マイヤー大尉はその兵士にこう言った。
「君の名前と階級は??」と聞いた。 すると、その兵士は
「自分はランス少尉であります。所属は第186工兵大隊、第3中隊の中隊長であります。」
と答えた。
ランス少尉は続けて、マイヤー大尉にこう聞いた。
「大尉殿、なぜ我々を呼び止めたのですか??」
マイヤー大尉はこう言った。
「これを扱えるか??」 ランス少尉達はダイナマイトが入った木箱を見てこう答えた。
「扱えますがそれがなにか??」
これを聞いたマイヤー大尉は、ランス少尉達はにこう言った。
「このトラックにこのダイナマイトが満載されてきるんだ。これを使ってイワン共に一泡吹かせたいんだか。」
と言った。 ランス少尉達はにやりとした。
「いいアイディアがあります。」
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