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「着席」
「おいハル、聞いたかまたこの辺で女の子が消えたらしいぞ」
「そうか…お気の毒にな」
「もうちょい興味もてよな、これで5件目だぜ、絶対なにかとてつもない事がだな~」
「ハイハイ、お前はもう少し授業に興味持とうな…」
俺はハル、まぁこれはあだ名なんだが、誰がつけたか忘れちまった、皆ハルって呼ぶからもう気にならなくなってしまった。
今話かけてきたのは、後ろの席の【サトル】こいつとは中学時代からの腐れ縁とかゆうやつで、高校生になって付き合っている悪友みたいなものだ。
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