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「まさか、レッドストーンを地上界に落としたのか?」
「何!!!何故わかる…!?貴様一体…!!」
なるほど…、どうやら俺の夢は何か意味があるのかもしれねぇな…
「なぁに、少し考えればわかる事だろ?その卵ってのがレッドストーンってわけか」
「ほぅ…。人間如きが。だがなぁ、貴様にそれが分かった所で無駄な事!!貴様にはここで死んで貰うからな!!この偉大なる悪魔、ルシファー様の手によって地獄に葬り去ってくれよう!!」
「なっ!」
「フレイムストーム!!!!!」
悪魔ルシファーが両手をクロスさせ、勢いよくルイたちに向け爆炎を放った。
ダメだ…!!避けきれない!!
ゴォオオゥアアアァァァァッッッ!!!!!
ルイの目の前で炎ははじけた。
「な………!?。なんで…!?」
ルイの目の前には仁王立ちしたゴウが立っていた。
「ルイ…はぁはぁ…。話は聞いてた…。うっ…」
「ゴウ!!お前!!!!!」
「へへっ…。お前の見る夢アイツの話と一緒じゃねぇか…。お前には、何か出来るのかもな…うぐっ…!!」
「ゴウ…!!分かった!!分かったからしゃべるなっ!!」
「ルイ…。すまないな、一緒に世界旅する約束守れそうにない」
「ええぃ、死に損ないがぁぁぁ!!さっさとレッドストーンを置いていけぇぇぇー!!」
ルシファーはゴウへ向け突進してきた。
「ゴウッ!!ゴウー!!避けろおぉー!!」
ルイはさっきの爆発で飛んできた積み荷に足を挟まれ身動きがとれなかった。
「ルイ…、コイツを持って逃げろ」
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