†その1†

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彼はその日もイライラしていた。 眠りたいのに眠れない。 それは“奴”がうるさいからだ。 それでも彼は“奴”から離れようとはしなかった。 “奴”は彼にとっては今ではなくてはならない存在なのだ。 しかし、彼もさすがに限界だった。
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