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当麻:ちょっ、お前!!待て!!
キョン:朝になるぞ。起きたら机の上を見てくれ。
当麻:ま、ま、待て~~~!!
ガバッ
当麻:ハァハァ…夢か………って何でオレがベッドで寝てんだ…?
上条当麻は起きるとある異変に気付いた。
当麻:………どこだよ、ここ…
そう思うのも当然だ。明らかに自分の部屋じゃないからだ。
当麻:えっと~~~何がどうなってんの、これ…?
ガチャッ
当麻:ん?
????:とーま君、起きて~…ってあれ?とーま君起きてる~。
当麻:え?あなた誰?
????:何言ってんの?とーま君の妹なのにぃ。
当麻:………はい?
????:ご飯だから、早く来てね~
バタン
当麻:どうなってんの…?オレに妹なんていないはずだけど…
当麻は3分ほど考えてから…
当麻:夢がホントになってんのか…?
ここで夢の中の言葉を思い出した。
キョン:起きたら机の上を見てくれ。
当麻:机の上…?
机の上には手紙があった。
当麻は読んでみた。
『いきなりですまない。時間がなかったからこんな形になってしまった。実は当麻たちの世界の人間のせいでオレは神隠しになってしまったみたいなんだ。でも唯一オレが助かる方法として、当麻がオレの代わりに何というか…演じてほしい。このままではオレの世界はもちろん、当麻たちの世界もなくなる。ここのところよろしくな。
キョン』
当麻:………………何て言うか………整理できないんですけど~………不幸だ…
―プロローグ完―
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