入学式

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「か…ほ………か…嘉穂!」 私はお母さんの声で目が覚めた… カホ「ん~にゃに?お母さん?」 ハハ「はぁ!?今日あんた入学式よ!?遅刻する気?」 …なぬっ!? マジですか!! 今何時? 8時前じゃないっすか! カホ「ヤバいっ」 私は誰もが驚くスピードで着替え、顔や歯を磨き家を出た カホ「行ってきまぁす」 私の家から高校まで歩いて30分くらい。8時30分までに着かないといけない。 私は緊急事態の時用の自転車に乗り全力で学校へ急いだ ―――― ―――――― カホ「……はぁぁはぁぁ」 セーフ! かかった時間は10分だった ふっふっふっふっ。 一人で自分を褒めて顔がニヤニヤとしていた バシッ カホ「なぬっ」 後ろから頭を叩かれびっくりした‼ 「何一人でニヤニヤしてんのよっ!」 カホ「茜!」 この子は小学生からの幼なじみの宮沢茜(ミヤザワアカネ)すごくスタイルが良くモテモテ。 アカネ「嘉穂とあたし一緒のクラスだったよ!1-Bだって」 カホ「やったぁ!」 ピンポンパンポン♪ 「今から呼出しを行います。呼ばれた方は至急職員室まで」 アカネ「いきなり呼出しとか最低だねぇ!誰だろ!」 私達は自分が関係ないと思ってワクワクしていた.. 「―…―……1-B早川悠…―…以上の生徒は至急職員室まで来て下さい。」 私達の名前は呼ばれな…… 「あと..1-B鈴野嘉穂以上」 呼ばれなかっ………呼ばれたっ!? アカネ「えっ!?嘉穂呼ばれたよ?なんかしたの!?」 隣の茜がびっくりしている
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