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この世は不平等だから
後悔することが許さない
何故俺ばかり 損な役回りなのかと
不満を言ったけれど
こんなことで
お前が俺の変わりなんてしなくていい
緩やかに流れていく中で 俺はお前に叫んでいたんだ
あいつがたくさんの人から恨まれていたのは
なんなく知っていた
街を一緒に歩いてたら決闘というには卑怯な人数で
勝負を挑んできた輩も見たことがあるから
無駄のない動きで浪人を切っていく様は見ているこっちも気持ちいいほどだ
その日は土方と会う約束などしておらず
買い物の帰りに会ったまでだ
甘いものを俺に奢ったあいつは俺を見て笑っていた
何が可笑しいのはわからず変なのと
アイス越しに俺もあいつと同じく笑った
それがいけなかった
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