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「ひじかたくーん」
俺の後ろを金魚の糞みたいに銀髪がついてきた
だらしない声をあげて
銀時は待ってくれと先ほどから言っていたことを思い出した
いっておくが別についてこいなどと言った覚えはない
「…なんだ」
立ち止まると 銀時は嬉しそうな顔をした
単純な奴だ
そんなところがあいつの魅力かと考えようとして
顔が緩みそうなので止めることにした
「だから のどかわいたって」
前言撤回 こいつは魅力的なのではなくガキなんだ
「自販機で買えばいいだろ」
もっともなことをいうと銀時は腰に手をあてた
「お前さっきからこの道 歩いてんのにわかんねぇのかよ
ここらに自販機なんかない」
どーだ と言わんばかりの顔をしたが
威張れたもんじゃないことを自分が言ったのをわかっているのだろかと
今更ながらこの恋人に頭を痛ませる
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