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その後、広間に幹部が集合し、会議が始まった。
そこで山崎の報告が入った。
昨晩、はっていたら、とうとう綱道に、似た男が現れたらしい。
話に一言も口出ししなかったため、声は、聞くことができず、顔は、上手く隠れていて見えなかったそうだ。
名は偽っているらしく、本名は分からなかった。
そして、そこには、顔を知っている者も居なかったそうだ。
話の内容は、誰かを攫うと言う事だったらしい。
その計画について話していたようだが、はっきりとは聞こえなかった。
ひとつ分かったのは、今夜、それを実行するという事だった。
それを先に食い止めるため、今夜、改めるという事だった。
今も、見張りは、何人か置いているらしく、何かあれば、すぐに連絡が来るようになっているようだった。
いつも、出られるようにしておけという事か・・・・・・。
「今回、侑は置いていく。綱道と繋がっていないと決まっている訳じゃないからな。」
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