9人が本棚に入れています
本棚に追加
そういえば、この三人を呼び出したとき、やけに、皆、静かだった。
でも、人は居たし、気配もした。
少しピリピリしていたのはてっきり、あの店の件を気にしているのかと思っていたが、違ったのか・・・・・・?
もしかして、まさか・・・・・・今日なのか・・・・・・?
「だとしたら、まずい!」
すぐに、侑は、自分が今居る場所から、一番近い永倉の部屋へ走っていった。
その通る部屋からも人の気配はしない。
そして、永倉の部屋の前へついて、声を掛けないで戸を開ける。
「嘘だろ・・・・・・。」
そして、藤堂、斎藤、原田、沖田と、部屋を確認していく。
声を掛けても、返事はどの部屋からも聞こえなかった。
副長室も蛻の殻・・・・・・そして、極めつけは、局長室だった・・・・・・。
捕り物が無い限り、大体は居る筈の近藤が居ない・・・・・・。
いつ・・・・・・いつだ・・・・・・!
行ったのは・・・・・・。
どうして、気付かなかった!!
最初のコメントを投稿しよう!