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ζ(゚ー゚*ζ「……」
私はお部屋で、お手玉をしていました。
むかし、おばあちゃんがするのを見ていましたが、どうにも同じようにはいきません。
ζ(゚、゚*ζ「つまんなぁい」
ぽてん、とお手玉を落とすと同時に、ドアが開きました。
そこにある姿を見ると私は笑って駆け寄ります。
ζ(゚ー゚*ζ「お兄ちゃん! 今日も遊びに来てくれたんだね」
お兄ちゃんは優しくわたしの頭を撫でると、ふかふかのイスに座りました。
わたしはそのお膝の上にすわります。
爪'―`)「お母さん、泣いてたよ。親を泣かせてまで、君は俺を愛するのかい?」
ζ(゚、゚*ζ「うー?」
お兄ちゃんはいつも難しいことを言います。わたしにはよくわかりません。
首をかしげるわたしを見ると、お兄ちゃんは悲しそうに笑って、そしてキスをしました。
くすぐったいような、それでいて心地よい感覚にわたしは目を細めます。
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