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知世「それよりも知りたい事があるの。」
あたしは感情を抑えながら瀬戸崎克巳にこう言った。
知世「この国に……ネオ童実野シティに……一体何があったの……?」
瀬戸崎「……ネオ童実野シティは既に消滅した町なんだ。」
瀬戸崎はそう言い、あたしは動揺を隠せずにはいられなかった。
知世「なんで……なんで消滅したのよ!」
神楽「この世界は偽りの世界だ。」
神楽があたしの後ろでそう言った。
宮崎「この世界は『ある組織』によって一度リセットされ、滅んでいる。」
宮崎さんが右側から語りかけて来た。
椎名「そしてその組織によって支配されているのが、今の世界だ。」
左側で椎名さんがそう呟いた。
知世「……その組織って……!?」
あたしはそう瀬戸崎に問い、彼はこう答えた。
瀬戸崎「……『イリアステル』。」
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