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椎名「……見事だった。」
知世「ありがとうございます……。」
椎名「決心は……ついたか?」
知世「……はい。あたし、教団に入ります。教団に入って、イリアステルの秘密を暴きます。」
椎名「そうか。」
パチパチパチパチ……
瀬戸崎「いやいや、素晴らしかったよ二人共。いいデュエルだった。」
瀬戸崎克巳が拍手をしながらスタジアムにあがって来た。
瀬戸崎「そして月宮くん……。我が教団へようこそ。」
知世「言っとくけど、アンタの事はまだ信用してないからね。」
そう吐き捨ててあたしはスタジアムを後にした。
椎名「……いいのですか?」
瀬戸崎「仕方ないさ。『あの事』を隠している以上、アンタと呼ばれても仕方ないさ。」
椎名「そうではなくて……」
瀬戸崎「心配するな。彼女ならきっと……見つけられるはずだ。」
椎名「……この世界の真実を……。」
Turn End
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