15482人が本棚に入れています
本棚に追加
「八嶋さんを追い出す訳にはいかないし。この不始末は不動産屋に責任がある訳で、八嶋さんには責任はないだろう。俺達は被害者なんだよ。暫くは同居するしかないよ」
「パパ、冗談はよしてよ。私…困るよ」
オタオタしている私の手を掴み、パパは家の中に入る。
リビングには、白いソファーが置かれていて、そのソファーの背もたれ部分から、茶髪、金髪、赤髪が見えた。
な…なんなの!?
息子って…
ヤンキー!?
最初のコメントを投稿しよう!