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私の部屋に、ママのドレッサーを置き、壁側にはシングルベッドを置いた。
ずっと黙っていた諒真が、ベッドの上に腰掛け、私をジーッと見据えた。
ていうか、三兄弟の中で一番怖いかも。斗真が野獣なら、諒真は猛獣並みの迫力がある。
ヘラヘラしている彪真は、珍獣ってトコかな。
「なぁ、チビ。お前バージン?このベッド、誰かと使った?」
「は……??」
諒真の言葉に、私の思考回路は一瞬止まる。口はポカンと開いたまま、日本語の意味が理解出来ない。
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