【三】最悪な高校デビュー

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――翌朝、私はパパと二人で朝食。勿論、私達の部屋で。 夜勤明けのパパは、朝食の後、就寝タイムに入る。職業柄、昼夜逆転の生活。 焼いたトーストに、たっぷりと苺ジャムをぬったのが、パパの好物。 外見は、ちょいワル親父なのに、お酒よりも甘党。 「昨日は、よく眠れたか?」 ていうか、寝れる訳がない。野獣達の住む最悪な家で、安眠なんてあり得ないんだから。 昨日だって、怖くて一睡も出来なかった。部屋に鍵付けなきゃ、私の純潔は守れないよ。
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