15483人が本棚に入れています
本棚に追加
――翌朝、私はパパと二人で朝食。勿論、私達の部屋で。
夜勤明けのパパは、朝食の後、就寝タイムに入る。職業柄、昼夜逆転の生活。
焼いたトーストに、たっぷりと苺ジャムをぬったのが、パパの好物。
外見は、ちょいワル親父なのに、お酒よりも甘党。
「昨日は、よく眠れたか?」
ていうか、寝れる訳がない。野獣達の住む最悪な家で、安眠なんてあり得ないんだから。
昨日だって、怖くて一睡も出来なかった。部屋に鍵付けなきゃ、私の純潔は守れないよ。
最初のコメントを投稿しよう!