第三章

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美麗がいつのまにかいなくなったことで皐月vs煉の終わりない勝負は一時休戦し、 皐月は陸上部のコーチに呼ばれ部室へ向かい、煉は美麗を探すべくもう一度クラス掲示板のある、グラウンドへ向かっていた。 ーーーーーーーー その頃、美麗は… 美(クラス行きたくないし、今日このまま帰っちゃおーかな…あーでもサボったのバレたら今までの努力台無しじゃないっ。) なんてことを自分の心の中で呟きながら、sクラス掲示板の前に来ていた。 そこで… ?「みーつっけたっ☆美麗ちゃんどこいってたのー?僕、すっごく探し回っちゃったじゃん」 と後ろから呼びかけられた。 美麗はあまりにも友好的に話しかけられたため、表の顔で振り向いてしまった… ?「美麗ちゃん、ちょっと来てー。 来ないと、会長さん僕に怒鳴り散らすから…」 美「(…どっかで見たことある…どこだっけ??)あの、よく話が分からないのですが… 貴方はどちら様ですか?」 ?「あっ、自己紹介忘れてたっ!! 僕、今年度から生徒会書記をやる 白金悠って言いますっ、まだ1年生だから、ちょっと自信ないけどね」 テヘヘと笑う悠を見ていた、 周りの女子は歓声をあげた。 悠「兎に角、来て来てっ!!!」 悠は歓声から逃げるように逃げていった。 …もちろん、美麗の手を握って………。 .
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