第三章

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?「すみませんね、うちの我儘がいきなり変な事ほざきやがって… 私は副会長を務めさせて頂いてる佐原愁と申します。 以後、お見知りおきを。」 なんとも紳士的な笑顔で美麗に話かけてきた。 美「(ぅわっ、この笑顔…嫌いだ。) お初にお目にかかりますわ、佐原様。 ところで、どうして私はこのような場所に呼ばれたのでしょうか?」 愁「それはーー「そんなの、お前が生徒会に入るよう、勧誘のために呼んだ以外に何がある。」 と、一人掛けのフカフカの椅子に座った俺様ヤローの駿が言った。 その俺様に対し… 美「すみませんが、片桐様。 私が生徒会に入ることは天と地がひっくりかえっても、ありえないことですわ。」 と、全く焦りを見せずに応えてみせた。 それを聞いた駿はニヤリと笑い 駿「………契約。」 と呟いた。 美「はい?」 それを聞いて何がなんだか分からず、 もう一度聞き直すように聞いた。 .
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