プロローグ

2/2
前へ
/27ページ
次へ
「何で……こんな、こんな事になったんだよ……ッ」 少年は、一軒家だったもの前に一人力なく頭を垂れ、今にも消え入りそうな声で誰もいない地面に向け呟いた。 少年の目の前にある家だったものは、家が綺麗に消し炭になっていた。 「………ちくしょう……」 再び少年は呟いたが、誰にも答えると事なく風に声は書き消えた。
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加