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「だから自分の背負った宿命から逃れられないと考えた彼女は貴方をふった。」
ただ茫然とするしかなかった。
何故だろう…言ってる事が嘘だと思えない
いくつか思い当たる節があったからだ。
付き合って一度も彼女から家族の話を聞いた事がなかった。
それに家に帰りたくないって言っていたことも何度かあった。
「でも他に好きな人が出来たって……」
「別れるための口実ね。」
涙が勝手に流れた。
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