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清楚感のある服装
漆黒の髪が肩下まで伸びている。
目が蒼い。
ハーフだろうか
「具合が悪いの?」
「いや、大丈夫です……」
無垢な瞳に吸い込まれそうだった から何となく目を反らした
「少年、もしかして失恋かなっ?」
表情から図星だと読み取ったらしい
「うーん…よし、君にはこれあげよう!」
女の人はポケットからチョコレートを取り出した。
俺の手に無理矢理のせる。
しかも隣に座るのか…
「ありがと……」
掠れた声しか出ねぇ。
情けない。
「アタシ少しだけ心理カウンセラーみたいなのやっててね、結構相談にのっていたから、精神的に弱ってる人の事が良く分かるの。」
「……へぇ」
「だから貴方のことが気になって話しかけちゃった。
いきなりごめんね。」
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