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「はあ…宿題したくねぇ…」
そう弱音を吐きながら俺は夜の道を歩く。まあ誰だって人より多く宿題を出されたら弱音は吐くだろう。
ダメ元で受けた名門校、泉高校に受かってからもう3ヶ月。正直辛い…
だって学力付いていけてないしね?そのせいで今憂鬱なんだから…受けなきゃ良かったよ、もう…
そう愚痴を呟いてる間に家に着く。
愚痴をつぶやきながら歩き、知らない間に家に着く。最近の流れはいつもそうだ。この悪循環から抜け出したい…
そう思いながらドアの鍵を開ける。この感じは昨日にも味わった気がする。
一人暮らしにも慣れた。自宅から高校に通うのが困難だったので借りたこのアパート、このアパートの汚さにも慣れたな…
「ただいま…」
はあ…まあ一人暮らしなんだから返事なんて返ってくるわけ「お帰りなさい、ご飯にしますか?それともお風呂にしますか?」
…え?
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