バカとアホの補習的な茶番劇2

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鷹取「っつー訳でテメーらド低能でもわかる優しい算数だ」 一同「数学ですらねぇ!!」 鷹取「数学嘗めんな。 テメーら、そうは言うが算数完璧に出来るんだろうな?」 竜哉「…………」 刻宵院「全く、騒がしい……」 鷹取「刻宵院。 小3レベルの問題だ。 18÷4は?」 刻宵院「? 4.5だろう?」 鷹取「ハズレ。 4余り2だ。 小3レベルと言っただろう、間抜け」 刻宵院「くっ……」 竜哉・真也・音無 ((うわぁ……卑怯……)) 鷹取「服部、問題だ」 服部「今度は俺か!」 鷹取「問題。 時は江戸」 真也「え?」 鷹取「とある旅籠屋の前のバス停から、旅籠屋の店主とその友人が二人乗った。 その時点ではバスには運転手以外誰も乗っていなかった」 真也「えぇ!?」 鷹取「友人の一人が飯屋のバス停で降り、代わりに飯屋の店主が怖い女将から逃げ込んできた。 さらに次の駅で友人が降り、そのまた次の駅で旅籠屋の店主と飯屋の店主が降り、代わりに返り血に濡れた飯屋の女将が乗ってきた。 さて、常識的に考えてバスに最終的に乗っている人数は何人だ?」 真也「色々と突っ込みたいけど、一人……いや、運転手を合わせて二人!」 鷹取「…………。 ハズレだ。 『常識的に考えて』江戸時代にバスなんかあるか、バカめ」 真也「うぜぇぇぇぇぇぇ!!」
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