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「霊夢が男を連れ込んでいる!!!」
「なっ!?」
霊夢が顔を真っ赤にして反応する。
「ちっちちち、違うわよ!!!こ、これは!幻想卿のトラブルとして彼が巻き込まれたから!!
わ、私が保護してるのよ!!だからこれは・・・!!」
「分かった分かった。落ち着け霊夢。」
霊夢の肩を叩いて落ち着かせようとする苦笑いの魔理沙。
どうやらさっきのは演技らしい。
「で、本当の所、こいつは一体誰なんだ?」
「多分外来人。行く身寄りもないから」
まだ顔の赤い霊夢。
何が有った?
「なるほどね。 あぁ、あたしは霧雨 魔理沙。魔法使いだぜ。よろしくな。」
「俺は月次 弦。よろしく。」
お互い握手する俺と魔理沙。
「で、魔理沙。何しに来たの?」
霊夢が言うと魔理沙が驚いた顔をした。
「オイオイ、そりゃないぜ霊夢。宝物庫の整理するから手伝ってくれってこの前言ってたじゃねぇか。」
「そういえば、そうだったわね。けどちょっと待って。」
「ん?」
「弦の着替え買わないと。」
「香霖堂に行くのか?」
「えぇ。」
「ならあたしも付いて行くぜ。香霖に用があるしな。」
なんだかよく分からん内に、魔理沙が俺と霊夢の買い物についてくるらしい。
まぁ、大人数で行くことに抵抗は無いからいいか。
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