紹介(小学校編

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私が、少年C(以降C)の幼少期を見ていると 激しい苛立ちと、嫌悪感を覚える。 恵まれ過ぎた環境に生きながら 何一つ物にする事が出来ず 両親や先生等の努力が 虚しく空回りしているからだ。 Cの授業中、奇声をあげる事や、女の子に暴力を振るったり 先生の授業妨害をする行為に、直ぐに学校側は対応をとり 両親に毎日の様に電話をかけ 自分の子供の状態を聞いた Cは、非常に卑怯な子供であった為、厳格な父親に上の事を聞かれても 架空の話や、人の所為にする事で 怒られる所か、親を味方にしていた 当然、親は学校側と対立し我が子の言った嘘を信じ込み 自分の仕事の時間までも割いて 学校と面談に行った。 Cは、どうすれば解らなくなった先生に『どうして欲しいの?』と良く聞かれた Cは決まってこう答えた 『自由が欲しい』 本当にそう思っていた部分もあるのだろう… しかし、この言葉が出た理由の大部分は 坂本龍馬の自由奔放な生涯に惹かれたから ただ真似をしていただけなのである… 決して深い意味を持っている訳では無かった Cは、学校の先生を見下していた… 当時のCには、能力の低い大人に見えたから 無理も無い…名門進学塾に通うCは、能力の高い大人を見すぎた… 故に、その塾の全ての教師を その頃から高校生である今まで 高く評価しているのだから 何故、高い評価をしている人間の授業を しっかり受けなかったのか… ただ聞いているフリをしていたのか… ここで矛盾が生じるが この疑問を追求するのは置いておこう。
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