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亘『俺さ…子供嫌いじゃん?相手の子供糞ガキにしか見えなくて、近寄っては抱っこせがんだりするんだけど…おもいっきり突き放したり、遊び相手を嫌々やりながら、つねったり嫌がらせしちゃってたんだよね…本当うざくて…』
咲『…可哀相…泣いたりしなかったの?』
亘『泣いたよ…それもうるさくて怒鳴った…』
咲『まきサンは?』
亘『子供に静かにするように言ってた。』
咲『…何それ…普通亘に怒らない?』
亘『それだけじゃない…ご飯も食べさせて貰わなきゃ食べれない。服も着れない。しゃべらない…尚なんて全部出来るし、ちゃんと話せるのに、余計イライラしてたんだ。』
咲『その子供によって成長過程は様々だから仕方ないし、母親が自分以外の男性に興味を持ってるから気を引きたい気持ちもあるんじゃない?どっちにしろ、亘以外にも男性を連れ込んでた経験ありそう…』
亘『…虐待している人達の気持ち…分かるよ…』
咲『…は?…何それ…』
亘『目的は女…つまり母親で子供は付属…つまりおまけ…邪魔だし、好きになれない…』
咲『………。』
世の中の虐待して事件を起こした人達の代弁…
身近な人間がこんな衝撃的な発言をしてアタシは恐くなった。
これ以上、浮気を続けさせていたら…
もしかしたら…
亘は犯罪者になっていたかもしれない…。
亘『ごめん…こんな話して…でも自分でも今改めて思い返すと怖かったんだ…尚は大好きなのに…』
自分の子と他人の子は違う…
それはそぅだろう…
でも余りにも身勝手な人達(亘・まきサン)に怒りまで感じてしまった。
まきサンの子供は
まきサンしか頼れないのに…同情までしてしまう。
母親一つで、子供の人生までも狂わせてしまう…
本当に怖かった。。
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