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咲『アタシ達さ、結婚して色んな事に安心し過ぎたり、色んな事に当たり前だと決め付けて来たような気がしない?少なからずアタシはそうだった…夫として、父親としてこうあって欲しい…こうじゃなきゃいけない…って…』
絵里ちゃんは、頷く。
咲『自分の事棚に置いて、押し付けて来ちゃった。自分だって容姿にしたって変わったし、母親になったんだから仕方ないって自分には甘くてさ…情けないけどアタシが男でも魅力もなければ、思いやりも、相手の気持ちも理解出来ない女に興味はなくなる…。アタシ達は他人で生きてきた環境が違うんだから、当たり前的な事が違ったっておかしくないんだよね…もしかしたらアタシは亘から見て非常識な所もあるかもしれない。それなのに…自分が正しい、自分は間違っていないなんて自己中になったりして…』
絵里『…そうだね…不倫は認めてあげられないけど、自分が1番偉かったかも…相手ばかり責めて、そんな事ちっとも考えなかった…』
咲『ミンナそうだと思うょ…アタシもだし。』
達也君は何処に行ったのだろう…
女の所?
同時に亘は今何を考え、何をしているのか、ものすごく気になりだした。
アタシはきっと、亘依存症…
いつも心の何処にいる。
大好きな旦那様…亘。。。
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