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アタシは居ても立ってもいられず、ドアの外から唯ちゃんの名前を呼んだ。
唯ちゃんが泣きながら
ドアに近付いてくるのが
泣き声の大きさで分かった。
アタシ『唯ちゃん!尚のママだよ!分かる?』
唯『咲ちゃん!』
アタシ『ママにドア開けてくれるようにお願いしてくれる?』
唯『待って…てね…(涙)』
泣き過ぎて言葉が途切れ途切れだった。
開けてくれる事を祈る。
少しして、力なく鍵が開けられた。
静にドアを開ける。
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